ボイラー缶水の改善

ボイラーの缶水は、その主な障害としてはスケール・スライム・錆腐食が考えられ硬度成分(Ca,Mg)・溶存酸素が少なく、pHは強アルカリ性(11≦)が良いとされています。
従来これらの対策として、薬品を中心とした化学的水処理方法が取られて来ましたが、最近では永久磁石使用による物理的水処理方法が注目を浴びてきております。
以下に磁気式水処理器「スーパー・マグネックス」を缶入り側の配管に設置したことによる缶水の改善結果を、濃度計量証明書から抜粋し、転記しました。


「スーパー・マグネックス」設置前後の水質状況

原水(軟水)


電導率(mS/m)・・・・・・・・・22.5
PH(25℃)・・・・・・・・・・・・・・7.9
酸消費(8.3CaCO3)・・・・・・・-
鉄分(mg/l)・・・・・・・・・・・・0.08
塩化物イオン(;)・・・・・・14
シリカ(;)・・・・・・・・・・・・・6


設置前('02.3)


 電導率(mS/m)・・・・・・・・694
 PH(25℃)・・・・・・・・・・・・・12.1
酸消費(8.3CaCO3)・・・1000
鉄分(mg/l)・・・・・・・・・・・・1.2
塩化物イオン(;)・・・・・410
シリカ(;)・・・・・・・・・・・117


設置後('04.12)


電導率(mS/m)・・・・・・・・167
 PH(25℃)・・・・・・・・・・・・・11.6
酸消費(8.3CaCO3)・・・・257
鉄分(mg/l)・・・・・・・・・・・・0.21
塩化物イオン(;)・・・・・・72
シリカ(;)・・・・・・・・・・・・39


電気伝導率24%、鉄分18%、シリカ33%に減少するなど、水質の改善が見られ、缶体内の錆腐蝕の問題が解消し、スケール付着量の減少により熱効率の向上、燃料節約(スケール1mm減で8%節約)が見込めます。


(ボイラーの操業条件等)
 1.メーカー:77年川重製BS-100M
 2.能力:10トンボイラー
 3.時間当り蒸発量:実質10t,換算12t
 4.使用圧力・伝熱面積:10K/c㎡ 149.3㎡
 5.給水管:50A
 6.設置「スーパー・マグネックス」:ゴールド
 7.使用の薬品:K社製クリーンパワーW300